2013年3月15日金曜日

丸山ワクチン・陽子線・重粒子線・その他

☆丸山ワクチン問い合わせ
温熱療法と一緒の病院が便利なので候補である西ノ京病院と奈良社会保険病院に問い合わせたが両病院共良い返事がいただけず残念、しかしよく考えれば西奈良中央病院はやったことはないが可能だとの返事を頂いているので、週3日通うなら近くのほうが本人の負担が少なく良い。
日曜日:休み
月曜日:休み
火曜日:丸山ワクチン
水曜日:抗癌剤
木曜日:丸山ワクチン+温熱療法
金曜日:休み
土曜日:丸山ワクチン
こんなスケジュールで行けそう。

☆陽子線・重粒子線
最近金スマでなかにし礼が陽子線治療で食道がんを完治させた放送があったおかげで、陽子線や重粒子線治療を勧めるアドバイスをいただく。現実的には放射線治療を行ったので不可能なのだが、私としてはあまり予後が良い話がないのと、担当医が最初から否定的だったので選択肢から外していた。その選択が間違っていなかったがどうか心配になってきたのでので再度担当医に聞いてもらった。やはり予後が良くないし治療後の患者を何例か診察した結果の話しらしい。エネルギーを腫瘍に集中できるが強いので周辺の正常細胞まで傷める可能性があるとのこと。
追記
膵臓周囲には、放射線に弱い十二指腸、小腸が近接して存在し、重粒子は腸に副作用を出しやすく、未だ画像誘導は出来ていない。

☆GEM+TS1+RTの治療を一度にやると後が無くなると成人病センターの担当医に言われたが選択した。いろいろ自分なりに調べた結果だが以下その記事の一つ。これが決定打になった。


2011. 9. 29
局所進行切除不能膵腺癌へのゲムシタビン、S-1、放射線療法併用で高い抗腫瘍効果の可能性
 局所進行切除不能膵腺癌に、ゲムシタビン、S-1、放射線療法(CRT)を行うことで高い抗腫瘍効果が得られる可能性が明らかとなった。フェーズ1/2試験の結果、示されたもの。1年生存率は76%になり、生存期間中央値は未到達だ。成果は9月23日から27日までスウェーデンストックホルムで開催されたThe European Multidisciplinary Cancer Congress(EMCC2011)で、大阪府立成人病センターの井岡達也氏によって発表された。
 現在、局所進行膵腺癌を対象に、CRTと同時にゲムシタビン、S-1を投与する群と、ゲムシタビン、S-1を投与する110人規模のフェーズ2試験を既に開始しているという。評価ポイントは2年生存率。
 井岡氏らは、局所進行切除不能膵腺癌を対象にゲムシタビン、S-1、放射線療法(CRT)という最強と考えられる治療を行いダウンステージングさせ、切除可能にして生存期間を延長させることを目指して、今回の試験を行った。
 患者には21日を1サイクルとして、1日目と8日目にゲムシタビンを投与し、S-1は1日目から14日まで1日2回投与、病状が進行するまで投与が継続された。CRTは5週にわたって28回照射し、トータルで50.4グレイに固定された。
 まずフェーズ1部分でゲムシタビン、S-1の至適用量を決めた。レベル1は週あたりゲムシタビン600mg/m2、S-1を1日あたり50mg/m2投与した。用量制限毒性は見られなかった。レベル2は週あたりゲムシタビン600mg/m2、S-1を1日あたり60mg/m2投与した。用量制限毒性は2件(グレード4の好中球減少症、グレード3の吐気)が見られた。レベル3は週あたりゲムシタビン800mg/m2、S-1を1日あたり60mg/m2投与した。用量制限毒性は3件(グレード4の好中球減少症が2件、グレード3の食欲不振が1件)起こり、レベル2が最大耐量となった。レベル2の用法、用量でフェーズ2として15人追加し、21人で評価を行った。
 試験の結果、奏効率は52%、腫瘍制御率は81%、1年生存率は76%、生存期間中央値は未到達という極めて良い結果が得られた。血液学的、非血液学的副作用はほとんど忍容できるものだった。

調べ物ケルセチン忘れずに。


2013年3月10日日曜日

丸山ワクチン・経過・治療費

3月6日の診察で丸山ワクチンについて担当医に聞いてみた。
妻が丸山ワクチンを考えていると行ったら「来たか!」と担当医「特にがんに対するエビデンスはないが害になったケースもないので別にかまわないよ!当院では出来ないので近くの病院を探してくれ」とのこと。
温熱療法と一緒の病院が便利なので候補である西ノ京病院と奈良社会保険病院に問い合わせする。
現在の状況
やはり免疫系の数値が低い、GEMの点滴ぎりぎりの値。3月6日は量を減らして点滴。
副作用は今までになかった症状が出だした。下半身が「い~」となる。それと足裏の痛み。疳虫のような症状が出て寝れない。妻が実母に話すと大笑いされたと大変怒っている。親でも本人の苦しみをなかなかわかってあげる事は出来ないよう。

妻は国立病院機構大阪医療センターを嫌がっている。FOLFOXやFOLFIRIの治療やそれに準じる治療を行う事が出来るとメールをもらったので良いかと思っていたが、成人病センターで手術すれば5年生存率が50%あるのに、そこで成人病センターで出来ない手術をしてどれだけ手術をしない場合と変わるのか?という疑問。確かにそうだと思う。やるのとやらないのがかわらないならやらないほうが良い。

目標は5年生存率5%→100% 5年以上生きてもらうこと!
とにかく3月13日の造影CTの結果をもって次の行動開始!

治療費について
高額療養費制度については成人病センターの自己負担分だけでも20万円を超える月があり大変ありがたい制度ではあるが医療機関別というのが厄介で薬局も他の病院も別、一つの機関で2.1万円以上でないと合算出来ない、薬局での薬(抗癌剤以外の薬類)、産婦人科やその他の病院での費用等を考えると10万は軽く越えてしまう。それに健康食品等加えると現在標準治療のみでも結構な金額になってしまう。医療保険に入っていたので入院時の費用は補完できるが通院時の費用は補完出来ない。抗癌剤治療は通院が主なのでこれから保険に加入する人は通院に対する部分を手厚したほうが良い。2人に一人が癌になり死亡原因の3人に一人が癌の時代に保険に入っていないとお金持ちでない限り、特に難治病になると標準治療だけでも経済的に必ず破綻する。ましてや自由診療なんてできなくなってしまう。この日本で経済的理由で人の命が左右されるされるとは思いもしなかった。