2013年9月17日火曜日

妻天国へ旅立つ

いつも走っていたね!
いつも強気やったね!
いつも全部抱えていたね!
誰に対してもすごく気を使っていたね!
一度言い出すとテコでも動かなかったね!
誰にも弱音を吐かなかったね!
運転するって聞かなかったね!
僕にだけに甘えてくれたね!
ここ数ヶ月いつも一緒に居れたね!
全部やりとうしたね!
君は最後まで君らしかったね!

葬儀の時は明菜さんの曲ずっとかけといたぞわかってるか!
今年一杯は頑張るていうてたやん!
義母や母のこと心配しゃんでいいからちゃんとするから!
掃除もちゃんとするから!
ゆっくりやすむんやで!
全然実感わかへんぞ!

平成25年9月8日21:05分
実家近くの病院で僕の横でゆっくり息を止め天国に旅立ちました。
8月28日に実家近くの病院に転院し12日目でした。
9月1日には多くの友人が来てくれて、その時だけはしっかり話していました。
腹水を抜いてもらい、着物を着せてもらい、苦痛から開放され本当に綺麗な顔をしていました。
本当に最後までよく頑張ってくれました。
9日午前中地元の方々とお別れし奈良に帰ってきました。

短かったです。
本当にあっという間実感が湧きません。

何から始めればいいのか、いろんなことがありすぎてやる気になりません。
妻が亡くなった重さに比べれば、あらゆることが軽く感じます。

見てくれた方々、少しでも予後が良くなるよう頑張って、同じ病気と戦う人たちの参考になればよかったのにダメでした。神様から与えられた寿命だと言われましたが、納得できません。
これといった治療がないのはわかっていますが、いろんな組み合わせ次第ではもっと予後が良くなったかもしれません。もっとできることはなかったのかと思う日々です。
とにかく側にいてあげてほしいと思います。そしてアンテナをはって情報収集してください。
ありがとうございました。