12/7 19:00
主治医・担当医・妻・私
担当医:癌で間違いありません。
ステージⅣa
他の臓器には転移はないが血管に浸潤しているので手術は不可大きさ5.3cm
担当医:希望の治療法はあるか?
私:GEM+TS-1+放射線でどうかと考えている。
担当医:一度に全部使うとだめなときの打つ手がなくなるので。GEM+TS-1で様子見てそれから放射線でどうか?小さくして切除できる可能性もある。
その後いろいろ担当医と話したがよく覚えていない。
最終的に主治医が担当医に全部一緒にやればの一言
自分的には GEM+TS-1+放射線に決定
普段自分でいろいろ調べる妻も今回は少し調べていたようだがいいことが一切ないので、すべて私に任せる姿勢。後で先生と私が何をいろいろ話しているか半分以上理解できなかったといっていた。
悪かったこと。
血管に浸潤しているので手術は不可。
5cmに大きくなっている。
良かったこと。
他の臓器に転移がないこと。
自分の考えていた治療法に主治医が後押ししてくれたこと。
小さくなって切除の可能性も少しあること。
妻が元気で、死ぬ気が全然しないといっていること。
12/8
普段土曜日は仕事なのだがタイミングよく休めたので妻の実家にいよいよ報告に行くことに。車で5時間。
途中妻がフェントステープを勝手に2mgに換えられたことを強く非難したので、注意した。
決して涙を見せない妻を泣かせてしまった。
1mgだったフェントステープが2mgになりそのことを聞く勇気がなく、とても不安になっていた結果だった。よく考えずに注意した自分が情けない。
不安なこと、つらいこと、聞けないこと、全部隠さず俺に話してほしいといった。
今回妻の涙を見たのは2回目、1回目は癌かもしれないのに常に気丈に振舞うので何気に「強いな」といったとき、涙ぐみながら「そんなにつよないで」と大変なときなのにもっと妻の気持ちを考えないと。
道中5時間いろいろ話していたので短く感じた。
実家近くの書店で、同じ部屋の患者さんから勧められた本を購入「今あるガンが消えていく食事」食事療法についてはまだなにも調べていない。
18:00~
義母・義兄・義弟・妻・私
今までの経緯報告
義母の調子があまりよくないことを事前に聞いていたので義兄に相談して話さないなら行かないつもりでいた。
義母も取り乱すことなく冷静に聞いてくれたのでよかった。
義弟は元看護師で義父が肝臓がんのときTS-1がよく効いた話をしてくれた。義父似の妻なので、これはうれしい話。
よく義兄のお古のパソコンをもらってくる妻。今回も「これから私はお金もかかるし、このパソコン頂戴」といってもらってきました。義兄もいやだとは言えないでしょうに!しっかりしてます。
いろんなことを話しました。
話すべき人たちにすべて話しできたので少しほっとしました。
その夜は妻の実家で爆睡しました。
12/9
帰り道、山道、大台ケ原は雪が積もっていました。
病院の近くでラーメン食って21:00前に病院に到着。
いよいよ明日から治療が始まります。